暗所性能はセンサーサイズよりセンサーの性能の差が大きい?

今現在、演奏してみた動画の撮影にパナソニックのG7を使っています。


パナソニック ミラーレス一眼カメラ ルミックス G7 ボディ 1600万画素 ブラック DMC-G7-K

このG7。以前の記事でも書きましたが、とにかく暗所に弱い・・・。
夕方以降の室内撮りが厳しく萎えることが多いです。

それにダイナミックレンジが狭いようで、暗い所は暗く(というか黒く)、明るいところは眩しく撮れてしまいます。いわゆる白飛び・黒つぶれですね。

そこで、なぜG7がこんなにも暗所に弱いのか、もっと暗所に強いミラーレス一眼はないのか、考えてみました。

動画の場合、センサーサイズの比較にアスペクト比も入れた方が良いのでは?

一般的にセンサーサイズが大きいほど光を受ける面積が広いので暗所に強かったり、ボケの量も増えたりするので、センサーサイズの面積を比較することが多いです。

そこでパナソニックが採用しているマイクロフォーサーズとソニーが採用しているAPS-Cサイズの面積を比較してみるとこのようになります。

この面積比を計算してみるとAPS-Cはマイクロフォーサーズの約1.66倍大きいです。

でもここでちょっと待ってほしいのです。

動画を撮影する場合、16:9のアスペクト比で撮影することが多く、その場合、センサーの面積を比較するなら、 16:9のアスペクト比も考慮して比較したほうが良いのでは?と思うのです。

アスペクト比とは縦横比のことで、YouTubeの基本アスペクト比は16:9。パソコンモニターも16:9が多く普及しています。

2つのセンサーの元々のアスペクト比は、

  • マイクロフォーサーズ 4:3
  • APS-C 3:2

これを16に揃えると

  • マイクロフォーサーズ 16:12
  • APS-C 16:10.7

となり、APS-Cの方が16:9に比率が近く動画撮影時のセンサー使用率が高いのでは?と考えられるわけです。

仮に動画の撮影時にセンサーをフルに使うとして、2つのセンサーに16:9の比率を乗せてみると以下のようになります。

マイクロフォーサーズ

青がマイクロフォーサーズセンサーで、緑が16:9のアスペクト比で利用できる最大面積。

利用率は74%。
マイクロフォーサーズはセンサーが縦に長いので16:9の比率で撮影するとセンサーを使わない部分が多いです。

APS-C

こちらはAPS-C。紫がAPS-Cセンサーです。

利用率は84%。
APS-Cは横長なので動画撮影時(16:9)のセンサー利用率がマイクロフォーサーズよりは無駄が少ないです。

つまり、16:9で動画を撮影する場合、APS-Cの方がマイクロフォーサーズよりセンサーを有効に利用できるのでは?と言うわけです。

16:9を考慮して面積を比較し直すと

マイクロフォーサーズ、APS-Cの2つのセンサーで16:9のアスペクト比で撮影できる最大面積でセンサーサイズを比較し直すと、

その差は約1.86倍になります。

元の面積比が約1.66倍なのでそこまで変わらないか・・・^^;(それともこの20%の差は大きいのか)。

パナソニック、ソニー暗所性能比較

16:9のアスペクト比を考量して比較すると約1.86倍も差があるマイクロフォーサーズとAPS-Cセンサーですが、もしかすると暗所性能の差はセンサーのサイズだけでなく、性能の差が大きいのかもしれません。

Panasonic GH5とSony α6500の暗所性能を比較したこちらの動画をご覧ください。

GH5 vs A6500 – IBIS, Lowlight, 4K, Dynamic Range, & Rolling Shutter COMPARED 👌

この動画を見る限り、センサーサイズの差もありますが、そもそものセンサーの性能の差が大きいのでは?と思うくらい暗所性能に大きな違いがあります。

Sonyは暗所に強い印象があり、特にα7sⅡやα6300、α6500が発売された頃からより暗所に強くなった印象があります。

↓こちらは最新機種のα6400。
フリップアップスクリーンで自撮り対応なのでYouTubeで人気機種になっています。

ソニー SONY ミラーレス一眼 α6400 ボディ ブラック ILCE-6400 B

その点、パナソニックはGH5S(5Sのセンサーはソニー製?)以外は暗所に弱い印象で、最近発売になったばかりのG99でさえ、特に暗所性能が向上しているようには思えませんでした。

パナソニック ミラーレス一眼カメラ ルミックス G99 ボディ 2030万画素 ブラック DC-G99-K

パナソニックはデザインも古臭いしな~(笑)。

まとめ

暗所に強いと言うことはそれだけセンサーの性能が良いのかもしれません。

プロのビデオグラファーの8割はソニーのミラーレスを使っているという話も、雑誌のビデオサロンで見かけたような気もしますし。

もちろん、バリアングルモニターが付いている、バッテリーの持ち、メニューの使いやすさ、など、カメラの良し悪しは暗所性能だけでは決められません。

とは言え、主に音楽の演奏している様子を撮影する場合、ライブハウスや自室、スタジオ、レストランなど、薄暗い環境で撮影することが多いので暗所性能は大事ですよね。

そうなるとやはりミュージシャンがきれいな動画を撮ろうと思ったらソニーのミラーレスが良いのかな~と今は思っています。