ヤマハのMIDIデータ販売サービスを使ってみたら弱点があった

こんにちは、わんだー(@wondaamusic)です。

前回の記事で「神サービスだー!!」と紹介したヤマハのMIDIデータ販売サービスですが、実際にデータを使ってみたら残念ながら弱点がありました。

困った点を2つ紹介します。

1.オリジナルと異なる

購入したMIDIデータからドラムのパート譜を作ってみました。

ドラムのパート譜は簡単にできました。
しかし、オリジナル音源と聴き比べてみると結構違う・・・。

オリジナル音源と楽譜を比較しながらチェックする作業が必要でした。

ただ、これは普通の印刷されているバンドスコアでもよくあることなので仕方無いですね。

2.パート譜の修正が大変・・・

MIDIデータを購入した一番の目的はデータからパート譜を作って練習することでした。

ドラムとベースのパート譜は割と簡単に作れましたが、ピアノのパート譜を作るのはかなり大変でした。

購入したMIDIデータを楽譜作成ソフトに読み込んだ状態がこちら。

かなり見づらいですよね・・・・・。

右手パートに左手の音が来ていたり、右手パートだけでも声部が分かれていたりと、修正がかなり大変です。

これを見やすく修正したのがこちら。

装飾音は省略してありますがかなり見やすくなりました。

ピアノのパート譜を修正するのにトータル2時間くらいかかりました。

「う~、この時間で楽器を弾きたい」と思いながら修正してました(笑)。

スコア作成が上手くいかないのはなぜ?

どうしてこうなるのか考えてみると、販売されているデータは譜面を作ることよりも再生してカラオケなどに使うことに重点が置かれているからのようです。

↑こちらはグリッサンドのスコア表記なんですけど、実際のデータが忠実に記譜されてしまいます。

普通のスコアならこのように記譜してありますよね。

ヤマハのサービスではMIDIデータだけでなく楽譜も販売されていますが、残念ながらピアノソロ用の楽譜しか無いようです。

楽器の練習やアレンジの分析に使うのは厳しいかも

ヤマハのMIDIデータ販売サービスはスコア化されていない曲も多いし、1曲ずつ購入でき、1曲200円(税別)と低価格。

楽器の練習にもアレンジの分析にも使えてかなり便利と思ったのですが、実際に使ってみると、スコアを見やすく修正するのにかなり手間がかかってしまうため実用的には厳しいかもしれません。

これなら見やすく編集されているバンドスコアの方が良さそうです。

理想的には

視聴用のMIDIファイルだけでは楽器の練習やアレンジの学習には厳しいので「できればこんなデータも販売して欲しい」というのを考えてみました。

  • 視聴用MIDIデータ(←現在はこれのみ)
  • フルスコア(PDF)
  • パート譜(PDF)
  • 楽譜作成用に修正したMIDIデータ(移調や曲の長さの修正に使える)

この辺りも販売してもらえるとありがたいですけど、厳しいですよね(笑)。

まとめ

MIDIデータをカラオケにして楽器を練習するとしても、MIDIの演奏は機械的なので楽しくありません ( 自分のパートがかぶらないメリットはありますが )。

それならオリジナル音源と合わせて練習したほうが楽しいし練習になりそうです。
最近ではフリーのDAWソフトでもテンポの変更や移調も簡単にできますからね。

と言う訳で、超便利!と思って飛びついたヤマハのMIDIデータ販売サービスですが、楽器の練習にしてもアレンジの分析にしても、今のところはバンドスコアに軍配が上がりそうです。