「Studio One 3.3徹底操作ガイド 藤本 健」読了したのでレビューします

藤本 健さんのStudio Oneのガイドブック「Studio One 3.3徹底操作ガイド」が発売されましたので購入してみました。

一通り実習し終えましたのでレビューしていきます。

読み終えた感想

ようやく、読み終わりました。

いや~~~~、正直な感想は、

とにかく読むのが大変です!!!!!!!!

途中で何度本を閉じようと思ったかわかりません。

でも、せっかく3,780円も出して買ったし、このブログでレビューするつもりもあったので、何とか最後まで読み切りました。

でも、読むのが大変なことと、ためになるかどうかは別ですよね。

その辺の感想をレビューしていきます。

読むのが大変な理由を挙げてみます

1.各パートが独立して書かれているので説明が重複している

この本は知りたいことがあればその節だけを読めばよいように各節が独立して書かれています。
そのため、説明が徹底して重複されています。

例えば、新規トラックを作る説明はこのようになります。

「トラックメニューからトラックを追加を選択する、もしくはショートカットのT、もしくはトラックヘッダ上で右クリックしコンテキストメニューからトラックを追加するを選択して新規トラックを追加します」

とこういった感じです。

一連の流れで操作方法を解説するなら早い段階このことを説明しておけば、後からは「新規トラックを追加します」と書いてあれば済みます。
なのでこの本のような書き方だと続けて読んでいると読みづらいです。

しかし逆を言えば知りたいことが書かれている節だけ読めば良いので便利と言えば便利です。

2.徹底して抽象的に書かれている

普通、ガイドブックと言えば具体例に沿って読み進められる本が多いのではないでしょうか?
ところがこの本では徹底して抽象的に書かれていて具体例はほぼありません。

例えば、

「インストゥルメントトラックを作成しそこにインストゥルメントのPresenceを読み込ませます。音色はEp-Big-Chordを使用し、トラック名はE Pianoに変更します」

こんな風に具体的に書かれていると実習しやすいですよね。

ところがこの本では、

「インストゥルメントトラックを作成し、そこに使用したい音源を読み込ませます。そして使用したい音源を読み込み、トラック名を任意のものに変更します」

このよう徹底して具体性を無くして(つまり抽象的に)書かれています。

読み進める際は自分で「この場合だと、こういう結果になりそうだから~~」と自分で実例を作りながら読み進めなくてはいけません。

この本のような書き方は汎用性があって便利とも言えますが、個人的には具体例があってそれを実習していく内に操作方法を覚えられるような書き方の方がありがたかったです。

制作ガイドではなく徹底操作ガイド

この本はあくまで、Studio Oneの操作方法を徹底的に解説した本です。

よく見ればタイトルも「徹底操作ガイド」となっていますね。

確かにタイトル通りStudio Oneの操作方法が「これ、使うかな~」と言うことから「へ~~、そんな操作方法があるんだ!」と言うようなことまで隅から隅まで書かれています。

なので、この本を読みながらStudio Oneを触っていけば操作方法について詳しくなることは間違いありません。

ただ、操作方法については詳しくなるものの、音楽制作の具体的なノウハウが書いてあるわけではないので注意が必要です。

「DAWの操作方法に詳しくなることも音楽制作を知ることにつながる」と言えば、それはそうなんですけどね。

内蔵エフェクトと内蔵音源の説明はマニュアルとほぼ同じ

内容紹介に「単なるマニュアル引き写し本とは一線を画した・・・」とありますが、内蔵エフェクトと内蔵音源の解説については残念ながらほぼマニュアルの引き写しと言って差し支えないと思います。

なので、内蔵エフェクト(Compressorなど)や内蔵音源(ImpactやMai Taiなど)の具体的な使い方については期待しない方が良いと思います。

ちなみにStudio Oneの「ヘルプ→Studio One リファレンスマニュアル→内蔵エフェクト/内蔵バーチャルインストゥルメント」にマニュアルがあります。

まとめ

と言うわけで、長々書きましたが率直な感想を書くと、読むのは大変だったけどStudio Oneの細かな操作方法については詳しく知ることができました。

私が思うにこの本はDAWを使った楽曲制作にかなり精通している人向けの本だと思います。

例えば「他のDAWを使って音楽制作を何年もやっている人がStudio Oneに乗り換える際に操作方法を確認しておく」こんな読み方が理想だと思います。

この本の購入を検討している方で「これからStudio Oneで音楽の作り方を覚えていきたい」と言う方は、購入する前にとりあえず本屋で立ち読みしてみることを強くお勧めします。1節だけでよいので。
立ち読みせずにいきなり購入してしまうと本棚に置きっぱなしになってしまう可能性大です(笑)。

もしくは特訓だと思って気合で読み切るか(笑)。


Studio One 3.3徹底操作ガイド (THE BEST REFERENCE BOOKS EXTREME)

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