指ドラム(フィンガードラム)でもルーディメンツは必要?ルーディメンツについて調べてみた

ドラムの練習方法について調べていると必ず出てくる「ルーディメンツ」。

指ドラム(フィンガードラム)でもルーディメンツは有効な練習方法でしょうか?

今回はルーディメンツについて調べてみました。

ルーディメンツとは?

ルーディメンツとはスネアドラムの基礎的な手の動かし方をまとめたフレーズ集です。

・シングルストロークロール

左右交互に叩くシングルストロークロール。

Drum Rudiments #1 – Single Stroke Roll – DrumRudiments.com

・シングルパラディドル

パラは交互、ディドルは同じ手で連続して叩くこと。
パラとディドルを組み合わせたのがシングルパラディドル。

Drum Rudiments #16 – Single Paradiddle – DrumRudiments.com

ルーディメンツはまとめられた経緯がややこしい

ルーディメンツはまとめられた経緯がややこしくてわかりにくいです。
ですが、成り立ちを知っておいた方が理解しやすいので経緯を簡単に書きました。

経緯

まずN.A.R.D( アメリカ・ルーディメンタルドラマー協会 )が13のルーディメンツを決め、その後さらに13追加して26になった。
N.A.R.Dはこの26のルーディメンツをスタンダードなルーディメンツとしている。(26 Standard American Drum Rudiments)

その後、PAS(打楽器芸術協会)がN.A.R.Dの26に14追加して40になり、これを国際ドラムルーディメンツとしている。(PERCUSSIVE ARTS SOCIETY INTERNATIONAL DRUM RUDIMENTS)

この他にも「ハイブリッドルーディメンツ」として100以上のルーディメンツがあり、その数は今でも増え続けている。

どれを練習したらいいの?

このようにルーディメンツはできた経緯がややこしく、2つの団体が別のルーディメンツを提唱している状態です。
さらにハイブリッドルーディメンツとして100以上のルーディメンツがあります。

練習する側としては「どのルーディメンツを練習したらいいの?」と迷ってしまいますよね。

ホームページから各団体のルーディメンツのPDFをダウンロードできるので実際にダウンロードしてみました。(記事の最後に各サイトへのリンクが貼ってあります)

比較してみた結果、個人的にはPASの40のルーディメンツの方が入りやすいと思いました。

N.A.R.Dは13に13追加された形なので各ルーディメンツの並びがごちゃごちゃになってしまっています。

その点、 PASのルーディメンツは、

  • 26に14加え40とした後に、ルーディメンツの特徴ごとに並べ直してある
  • リズムが指定されている
  • N.A.R.Dの26のルーディメンツかわかるように印が付いている

と、N.A.R.Dのものよりわかりやすくなっていますし、大は小を兼ねる的な意味でもPASの40のルーディメンツの方が入り口としては良さそうです。

参考動画

All 40 Rudiments – Daily Drum Lesson

この動画が分かりやすかったです。
PASのPDFを手元に置いて、この動画を見ながら練習するとわかりやすいです。

どうやってドラムセットに応用するの?

ルーディメンツはスネア(一つのドラム)のみ奏法をまとめたもの。
スティックコントロールの向上のためのエクササイズとして必要なことは分かります。

ただ、実際のドラムはバスドラム、スネア、タム、シンバルなど複数の楽器を組み合わせて演奏するので、ルーディメンツをどうやってドラムセットでの演奏に応用するか知っている必要があります。

やみくもにルーディメンツを練習していても「これ、何の意味があるの?」って感じになってしまうんですよね。

そこでルーディメンツをドラムセットに応用する方法を探してみましたが、ネット上ではまとまった情報は見つかりませんでした。

教則本を探してみると、最近発売された本でルーディメンツ(パッドでの練習)をドラムセットに応用する方法が書かれているものがあったので購入してみました。

まとめ

と言う訳でルーディメンツについてまとめてみました。

ドラマー(フィンガードラマー)がルーディメンツを有効活用するには、ドラムセットに応用する方法を知っていた方が良さそうです。

「このルーディメンツはこのフィルに使われている」
「このルーディメンツを応用すればこんなフィルが作れる」
「苦手なフレーズから要素になっているルーディメンツをピックアップして集中的に練習する」

みたいに、ルーディメンツとドラムセットを行ったり来たりできるような知識(情報)が必要だと思いました。

次回の記事は購入した教則本を紹介したいと思います。

参考リンク

入門ドラム ルーディメンツ

ルーディメンツ – Wikipedia

Percussive Arts Society

N.A.R.D. Rudiments