やっぱりピアノは必須?ピアノ最強説を唱えてみた

DTMを始めて約2年。
オリジナル曲をいまだに一曲しか投稿していないわんだーです(笑)。

ここ最近「曲作りをするならやっぱりピアノだよな」と考えるようになりました。

とは言え、結局のところ私が作ろうとしている曲のジャンルでは、ピアノ、ギター、ベース、ドラムどれも必須なんですけどね。

加えて、MIDIキーボードではなく、電子ピアノの購入を検討しています。
なぜMIDIキーボードではなく電子ピアノが欲しいのかは、またの機会に。

今回は曲作り(なんなら音楽をやるのに)ピアノが必須と思う理由を書いてみます。

ピアニストの特徴

これまでピアニストを見てきて、共通していると感じた特徴をリストアップしてみます。

ピアニストが作る曲は安定している曲が多い

バンド形式で演奏する時、ピアニスト、もしくはピアノが弾ける人が作った曲は成立しやすというか、すんなりと上手くいくことが多い気がします。

メロディとコード進行だけでも、どこか安定している(座りがいい)曲が多い気がします。

なにげにドラムが上手い人が多い

ピアノをやっている人ってなにげにドラムが上手い人が多いですよね。チックコリアとかロバートグラスパーとか。

反対にドラマーがピアノが上手いという話もあります。(確かジャック・デジョネットでしたっけ?ピアニストとしてCDを出しているのは)

これは2つの異なるリズムを同時に出せる楽器はピアノとドラムだけだからではないかと思います。

譜面に強い人が多い

当たり前?かもしれませんが、ピアニストは譜面に強い人が多いですよね。
反面、全般的にギタリストは譜面に弱い人が多い気がします。

これは、自分もベースをやっているのでよくわかります。

ギターやベースは左手で弦を抑えてから、右手で演奏すると言う、一つの音を出すのに2つの動作が必要になります。

それに、どのポジションで、どのような運指で弾くか、フレーズによって変わってくるので、脳で処理することがどうしても多くなってしまいます。

それとギターやベースは同じ音が異なる弦にいくつか存在しているので、どのポジションで弾くか、その都度判断する必要があります。

なのでどうしても運指を考える時間が必要になってしまうんですよね。

その点、ピアノは一つの音程に1つの鍵盤しかないので、ポジションで悩む必要はありません。

ピアノの特徴

ピアノは鍵盤を指一本で押すだけで音を出すことができます。

ギターの場合は、左手の指を最低一本、右手はピックを持っている場合、5本の指を全て使います。
極端な話、ギターは一つの音を出すのに最低6本の指がいるわけです。

その点、ピアノは一つの音を指一本で鳴らすことができます。
なので、複数の指を使えばハーモニーを演奏することができます。

さらに、左右の手を使えば違うリズムも同時に鳴らすことができてしまうのです。

これもピアノ唯一と言っていいくらいの特徴ですよね。
(マリンバなどもそうですけど。あとギターのタッピングは例外と言うことで)

ピアノは音を出すコストが圧倒的に低い

このようにピアノはとても効率よく音を出すことができる楽器なわけです。

言ってみれば、他の楽器と比べて、大きな木を切り倒すのに、のこぎりを使うか、チェーンソーを使うかくらいの差があるんですよね。

だからと言って、他の楽器よりピアノの方が優れているという意味ではありませんのであしからず。

あくまでピアノは一つの音を出すのに必要なコストが他の楽器と比べて圧倒的に低いということです。

指ドラムをやってみてリズム練習の大事さに気が付く

指ドラムを始めたきっかけは、DTMをする際にドラムパートの入力の効率を上げることと、ドラムパートを演奏できた方がより自然なドラムを打ち込めると思ったからです。

ところが、指ドラムを始めてみるとこれがもう楽しくて、すっかり病みつきになってしまいました。

なぜ楽しいと思ったかと言うと、指ドラムもピアノと同じように1本の指で音を出せるからです。

なので、左右の手を使って異なるリズムを同時に演奏することができます(いわゆる「ポリリズム」ですね)。

これが今まで主にベースを弾いていた(一度に一つのリズムを出すことしか練習してこなかった)私にとってすごく新しい発見でした。

この時、2つのリズムを同時に出す練習をすることがとても大事で、そして、それが音楽に必要な感覚を養うのにとても良いトレーニングになることに気が付きました。

ピアノは異なるリズムと音程を同時に鳴らすことができる

よく音楽の3大要素って、

  • リズム
  • メロディ
  • ハーモニー

って言いますよね。

この内のリズムとハーモニーは、2つのリズム、あるいは2つの音(音程)が鳴ることによってはじめて成立します。

分かりにくいと思うので、実例付きで説明します。

リズム編

こんなリズムがあったとします。

これだけを聞くと、4分音符が4つ並んでいるように聞こえますよね。

楽譜にするとこんな感じ。

でも、これにバスドラムを加えて、ちょっと変えてみると、

裏拍に聞こえますよね。

楽譜にするとこうなります。

同じようにスネアが鳴っていたとしても、もう一つの音によっては違ったリズムになる。

つまり、リズムは2つのリズムによってどんなリズムか決まる訳です。

ハーモニー編

次にハーモニーについてです。次のようなメロディがあったとします。

楽譜にするとこうですね。この状態だと単純に「C」の3和音です。

これにベース音を加えると、

あら不思議、今度は「Am」になりました。

楽譜にするとこうなります。

このようなハーモニーも2つの音があって初めて音程関係(ハーモニー)が成立するわけです。

リズム+ハーモニー編

ピアノの凄いところは、2つの異なるリズムと、2つの異なる音程(ハーモニー)を同時に演奏できてしまうところです。

試しに、先ほどのリズム編とハーモニー編の両方の要素を混ぜてみました。

それがこちらです。

左右の手で異なるリズムを演奏しつつ、さらに同時に異なる音程(ハーモニー)も表現できるピアノは、やはり他の楽器と比べて頭一つ二つ抜けていると感じざるを得ません。

音楽にはステレオ脳が欠かせない

ここまで見てきたように、リズムは2つの異なるリズム、ハーモニーは2つの異なる音があって初めて成立します。

音楽をやる上でこのリズムとハーモニーを同時に把握する能力がどうしても不可欠になってくるんですよね。

例えば自分がボーカルやサックスなどのフロントだったとしたら、伴奏の人が出した音に反応してリズムや音を出して、そこで初めて合奏が成立するわけです。
(反対に伴奏する楽器(ギターやドラムなど)にも同じことが言えます)

なので、相手の出したリズムや音を把握する能力が必要になるわけです。

相手の出した音を聞きつつ、自分の楽器を演奏する(または歌う)。

音楽にはこのような「ステレオ脳」が欠かせないわけですね。

  • 相手のリズムを聞きつつ、自分のリズムを出す
  • 相手の音を聞きつつ、自分の音を出してハーモニーを成立させる

このようにピアノは2つのリズムと2つの音程(ハーモニー)を同時に演奏する(把握できるようになる)、音楽に必要な「ステレオ脳」をトレーニングできる唯一の楽器なわけです。

ドラムはリズムに特化した訓練ができる

ピアノは2つのリズムと、2つの音程、つまり、4つのことを同時に脳内で処理しているわけですから、言ってみればクワッドコアでマルチタスクを処理している、みたいなことですね。

4つのタスクを脳内で同時に処理できるようになるには、十分に時間をかけて訓練する必要があるので、いきなりではとても難しいわけです。

そこでまずはリズムだけに絞った練習(2つの異なるリズムを同時に演奏する訓練)をしておくことで、あとでピアノを演奏する時のための大きな助けになるはずです。

そのリズムだけに絞ったトレーニングをするにはドラムがとても有効です。

ドラムにもある程度音程はありますが、ピアノや他の楽器に比べると音程の数(選択肢)がとても少ないので、ドラムはリズムだけに特化したトレーニングに最適です。

リズムトレーニング専用の本がある

ドラムでなくてもリズムのトレーニングができるリズム練習の本も出版されていました。

これは右手と左手で違うリズムを叩いてリズムをトレーニングするための本です。


みんなだいすき! リズムのほん 1 りんごのペーパークラフトつき
こちらはシリーズになっていて沢山出版されています。


リズムの基礎


標準版 リズムの練習 (楽譜)

リズムトレーニング専用の本が子供用から大人用まであるのですから、やはりリズムに特化したトレーニングも重要なんですね。

私も気が向いたら購入してみようと思います。

まとめ

と言う訳で、ピアノを練習することで音楽に必須な能力をトレーニングできることをまとめてみました。

2つの異なるリズム、2つの異なる音程(ハーモニー)と、4つのことを同時に処理しているわけですから、ピアノを演奏するのは難しいわけですね。

逆に言えばピアノを練習することで、これだけのことを同時にトレーニングできるわけですから、やっぱりピアノは音楽に必要な能力を養うのに最高の楽器だと思いました。

テーマが広いためまとまりのない文章になってしまいましたし、突っ込みどころも多いと思いますが、何かの参考になれば幸いです。