「MPCで学ぶリズム打ち込み入門」レビュー プレミア価格にも納得の充実した内容

MPC STUDIO BLACKの購入に合わせてこちらの本「MPCで学ぶリズム打ち込み入門」を購入してみました。

プレミアがついてかなり高くなっていましたがMPC STUDIO BLACKの操作に慣れるためにも何か参考になる本もあった方が良いと思って購入しました。


Akai Professional 音楽制作システム 7GB音源付き MPC Studio Black

実践が終了しましたのでレビューしていきます。

CDの内容

この本には235パターンものリズム例が載っています。
付属CDにはそのリズムトラック例の、

  • MP3ファイル
  • SEQファイル(MPCで開くことができるシーケンスファイル)
  • SMFファイル(スタンダードMIDIファイル)
  • 使用しているサンプル素材(バスドラム、スネア、パーカッション類などの音素材)

が入っています。

実践してみた感想

さすがにプレミアがついている本だけあってかなり濃厚な内容でした。

  • ロック
  • テクノ
  • ハウス
  • ヒップホップ
  • R&B
  • ジャズ
  • レゲエ
  • 3連

と、クラブミュージックでよく使用されるリズムパターンが基礎から応用まで解説されています。

また、譜例で使われているサンプリング音源と同じ音素材がCDに入っているのでサンプル音源とほぼ同じように打ち込むことができます。

これが非常にありがたいです。

MPCでなくても実践できます

本のタイトルが「MPCで学ぶリズム打ち込み入門」となっていますが、MPCでなくても実践できます。

私の場合、途中までMPC STUDIO BLACKで実践していって、途中からStudio Oneで実践しましたが何の問題もなく実践することができました。

ただ、どういうわけかCDに入っているサンプリング素材のチューニングが異常に高いので、音の高さをチューニングする必要がありました。

ちなみに、音素材のチューニングの変更はBATTERYでもIMPACT(Studio One内蔵サンプラー)でもできます。

いかにも打ち込みらしい味のある譜例集

この本で紹介されている譜例集は「生っぽいドラム」の追及ではなく、「いかにも打ち込みらしいリズムトラック」が中心です。

と言ってもそれが悪いというわけではなく、機械的なリズムがかえって独特なビートを出していてそれもカッコよかったりします。

掲載されいてる楽譜が見づらい

ちょっとだけ残念なのが掲載されいてるピアノロールのような譜例が16分で分割されていたり3連符で分割されていたりと統一されておらずリズムを読むのが難しいところです。

MIDIファイルを楽譜にしようとしても通常のドラムの配置とは異なってしまうので上手く楽譜にできませんでした。

ここだけが残念なところです。

まとめ

この本はMPCユーザーはもちろん一般的なDAWをお使いの方でも実践できます。

クラブミュージックらしいトラック作りを目指している方にはかなりお勧めです。

プレミアがついていて高くなってしまっていますが、それでも買って損はしないぐらいの充実した内容だと思います。


MPCで学ぶリズム打ち込み入門 Sound & Recording Magazine リズプロ! Presents(CD-ROM付き)

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