「MIDI打ち込みでバンド・アンサンブルを作る本」 レビュー

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DTMのアレンジ力向上のためにこちらの本「MIDI打ち込みでバンド・アンサンブルを作る本」を購入してみました。

2016/5/25に発売になったばかりの本です。

DTMやボカロ曲と言えば大きく分けて生楽器系かEDM系に分かれると思います。
私はせっかくなので両ジャンルの曲作りに挑戦していたいと思っています。

やっぱりアンサンブルの基本はギター、ピアノ、ベース、ドラムの4リズムだろうということでこちらの本を購入しました。

この本について

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この本は292ページもあり、大きさも大きくズッシリとしています。
CDやDVDは付いておらずダウンロード形式でファイルをダウンロードできます。

DAWにCubaseを使用している方はプロジェクトファイルをダウンロードできます。

それ以外のDAWの場合、MIDIファイルとオーディオファイルをダウンロードすることができます。(1Gもありました)

この本に期待すること

最近のこういった書籍では「完成したデータを付けておいたのでそれを参考にしてね」と丸投げしている本が多いような気がします。

そういった形ではなく、

  • 一つずつ手を動かして実践していくタイプの本であることかどうか?
  • 実践したくなるような魅力的な内容であるか?
  • 本に楽譜やピアノロールが付いていて見やすいか?

この辺りをチェックしながら実践していきます。

サンプル動画

YouTubeにこの本の曲のサンプル動画があります。

サンプル音源がかっこよかったので購入しました。

01~16まですべての曲を試聴できます。

では、学習に入ります。

読んでみた感想

この本には8小節ほどのサンプル曲が16曲入っています。

今回は「アレンジの勉強と打ち込みの勉強」を兼ねていますので、頑張ってすべての曲を打ち込みました。

バンドアンサンブルと言うよりもアニソンが多い

本の名前が「バンドアンサンブル」となっていますが、バンドアンサンブルと言うよりも、いわゆる「アニソン」と言われるような曲が多いと感じました。

  • テンポは180BPMほどの速い曲でロックな曲が多い
  • ギターはメタルのような音色が多い
  • アルペジェーターを使ったシンセのフレーズが沢山入っている

こんな感じなので、いわゆる王道のバンドサウンドを期待していると当てが外れます。

参考になったところ

キースイッチを使ってギターのミュートを表現したり、ストリングスの奏法を変更したりする方法はとても参考になりました。

残念なところ1 ピアノロールが見づらい

本には各曲の各パートごとにピアノロールが掲載されていますが、これが非常に見づらいです。

一番最後の1コーラスを作る曲ではピアノロールが一部しか掲載されていませんでした。

仕方がないのでMIDIファイルとMuse Scoreを使ってパート譜を作る方法を編み出しました^^;。

教則本のピアノロールは見づらい!MIDIファイルから五線譜のパート譜を簡単に作る方法

残念なところ2 どの曲もアレンジが似ている

ほとんどの曲が180BPMぐらいの速い曲。ギターはメタルの音色。とアレンジがどの曲もとても似通っていました。

アップテンポのアニソンの作り方を知りたい方にはお勧めかも。

まとめ

この本はCubaseを元に作られているので、Cubase以外のDAWで再現するにはそれなりに大変です。

全て打ち込んで曲を再現するにはかなりの時間がかかりましたが、分からないことを解決していくことで結果として打ち込み力は向上したと思います。

サンプル曲の好みが分かれると思うので、YouTubeでサンプルを試聴して曲調が好みなら購入して実践してみても良いかも。


MIDI打ち込みでバンド・アンサンブルを作る本 ドラム+ベース+ギター+キーボードのDTMテクニック入門 (ダウンロードデータ付)

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