ピアノの練習をする上でMIDIキーボード、電子ピアノ、アコースティックピアノのメリット・デメリットを比較してみた

これまでMIDIキーボードを使って打ち込みやピアノを弾く練習をしてきました。

最近、ピアノの練習は音楽に必要な能力をまとめてトレーニングするのに最適と改めて思うようになり、ピアノの練習をもっとしたいと思うようになりました。

ところがMIDIキーボードではピアノの練習を長時間するのに向いていないので、近々、電子ピアノの購入を検討しています。

そこで、今回の記事では、

  • MIDIキーボード
  • 電子ピアノ
  • アコースティックピアノ

のメリット・デメリットを挙げて、どうしてMIDIキーボードを持っているのに電子ピアノの購入を検討しているのか、比較検討していきたいと思います。

MIDIキーボード

これまでこのMIDIキーボードでDTMの打ち込みをやってきました。


Roland MIDI Keyboard Controller ホワイト A-49-WH

このMIDIキーボードを使用してきて感じたメリット・デメリットを挙げてみます。

メリット

  • 机の上に設置できるので、モニターをまっすぐ見ながら打ち込み作業ができる
  • ピッチベンドが付いている
  • 機種によってはパッドやミキサーなどのコントローラーが豊富
  • 比較的安価(数千円から~3万円程度)
  • 軽いし、小さいので場所を取らないず取り回しが楽

デメリット

  • 49鍵だと鍵盤の数が少なく、オクターブの切り替えが面倒(1音2音足りなくて、オクターブを切り替えることが多い。そうなると頭も切り替えなくてはいけないのが面倒)
  • 机の上に設置するとキーボードと体が離れてしまう。長時間練習するには体(特に首)に負担がかかってしまう(MIDIキーボードをパソコン用キーボードの手前に設置するのは難しい)
  • キータッチがピアノタッチでないので気分が乗らない(これはちょっとしたデメリット)
  • DAWソフトと音源が無いと音が出ない
  • 鍵盤の長さが短く黒鍵が入ったコードを弾きにくい
  • 楽譜を見ながら打ち込みや練習をする時に楽譜の置き場所が無くて困る(パソコンのモニターに立てかけながら弾いてました)

仮に61鍵のキーボードを買ったとしても、49鍵の上か下にガッツリ1オクターブ付け加わるだけなので、結局高い音か低い音が微妙に足りなくなってしまう気がします。

  1. 体から遠いので余計な力が必要
  2. 黒鍵が入ったコードを抑えにくく、さらに余計な力が必要
  3. 鍵盤数が少ないので音が足りなくなってしまう

主にこの3つの理由でMIDIキーボードではピアノの練習をする気になれませんでした。

電子ピアノ

次に電子ピアノのメリット・デメリットを挙げてみます。

KORG (コルグ) デジタルピアノ D1 + 純正スタンド ST-SV1-BK セット

↑この電子ピアノの購入を検討中。

メリット

  • 88鍵あるのでキーが足りなくて困らない
  • ピアノタッチなので気持ちを入れて弾きやすい
  • 本物のピアノと同じ鍵盤の大きさなので弾きやすい
  • ヘッドフォンで練習できる
  • パソコンを起動せずにスタンドアローンで練習できる
  • 体の近くに設置できるので長時間の練習に向いている
  • アコースティックピアノの音だけでなくエレピやストリングスなどの音も出る

デメリット

  • 価格帯がMIDIキーボードと比べて高め(5万円~10万円程度)
  • 本体が重い、大きい
  • DTMで使う場合は机の上に設置できないので、モニターに対してくの字に置くことになる

アコースティックピアノ

ついでに本物のピアノのメリット・デメリットも挙げてみます。

メリット

  • 実際に弦を振動させた音が出るので、その価値はプライスレス!

デメリット

  • 大きな音が出てしまうので、練習できる環境、時間帯が限られてしまう
  • 家で練習するなら防音室を設置するなどの費用が掛かる
  • 本体が大きく、場所を取る
  • 価格が高い
  • 定期的に調律費用が掛かる

アコースティックピアノと電子ピアノを比べて

本物のピアノの最大のメリットは何といってもアコースティックの音が出るところですよね。
実際に弦が振動している音を出せるのは何にも比べられない喜びだと思います。

でも、その反面、大きな音が出てしまうところが最大のデメリットでもあるんですよね。

日本の住環境では・・・

日本の住環境では普通にピアノを弾ける家はほとんどないのではないでしょうか。
楽器を演奏する音は他人にとって騒音でしかないですからね。

そうなると防音室を設置することになり、かなり多額の費用が掛かってしまいます。

楽器OKの部屋に住むとなると通常の部屋と同じ条件でも約1.5倍くらいの家賃が掛かってしまいます。

電子ピアノでもできることは沢山

かく言う私も「エレクトリック??どうせ楽器をやるならアコースティックでしょ!」とアコースティック至上主義でした。

ところが、最近の電子ピアノは性能が上がっていて、かつ価格も抑えられてきています。

アコースティックピアノでなくても電子ピアノでできることは、

  • 曲を覚える
  • 曲の練習する
  • 運指を確認する
  • 譜面に目を通す
  • コードを弾く練習をする
  • スケールを練習する

などなど、山ほどあるんですよね。

マンションなどでも鍵盤を弾くカタカタ音さえ迷惑にならなければ、ヘッドフォンを使って夜でも練習することができます。

本物のピアノを弾いている方でも、夜の練習用に電子ピアノを持っておくのも良いかもしれませんね。(そういえば、アップライトピアノを電子ピアノのように消音する機械があったような・・・)

電子ピアノは余計な経費が掛からない

他にも電子ピアノは、

  • 防音室を設置しなくて良い
  • 楽器OKの部屋に住まなくて良い
  • 調律の必要がない
  • 購入費用が安くて済む

と、あらゆる金銭的負担を抑えられることも大きなメリットではないでしょうか?

まとめ

と言うわけで、ピアノを練習する上でのMIDIキーボード、電子ピアノ、アコースティックピアノのメリット・デメリットをまとめてみました。

電子ピアノは夜でも練習できるし、防音室もいりませんし、近所迷惑にもなりません。

前回の記事(やっぱりピアノは必須?ピアノ最強説を唱えてみた)で書いたようにピアノを練習することで、音感がアップすれば曲を聴くのも楽しくなるし、音楽をやる上での必要な能力を養うことができます。

MIDIキーボードの場合、61鍵以上でスタンドを使って体の近くに設置すれば、長時間練習しても体への負担は少ないので良いかもしれません。
ですが、MIDIキーボードはあくまで打ち込み専用と割り切って考えた方が良さそうです。

電子ピアノはアコースティックピアノのメリットにちょっとだけ目をつむれば、沢山のメリットを得ることができるので、とても良い選択肢の一つではないかと思います。