「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」最終レビュー 間違いなくお勧めの1冊

ようやくこちらの本「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~」の実践が終了したので最後に全体的なレビューをしてこの本のレビューを終了します。

圧倒的なボリューム。そしてまさに珠玉の10曲

この本は「J POPのテクニックを公開する」と言う趣旨で書かれていて、MIDI入力、録音・編集、ミックスといろいろな角度からテクニックが紹介されています。

私の場合、今回はアレンジの勉強だけに焦点を絞りました。

この本には10曲のサンプルソングが収録されていて曲ごとに下記のデータが付属しています。

  • サンプルソング
  • 各トラックのオーディオデータ
  • Cubaseのプロジェクトファイル
  • MIDIデータ

帯に「珠玉の10アレンジ丸ごと公開!」と書いてありますが、まさにその通り。

1曲に付き1組のアーティストがピックアップされ、そのアーティストの特徴を盛り込んだサンプル曲になっています。

どのアレンジも素晴らしいだけでなく曲作りのコンセプトが全て異なるところも驚きです。

こちら各サンプル曲に近い曲を貼ってありますのでご覧ください。

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 1曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 2曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 3曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 4曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 5曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 6曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 7曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 8曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 9曲目

「J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~ 」実践日誌 10曲目

目安として一曲に付きトラック数は30トラックほど、曲の長さは1分30秒ほどです。
ちゃんとイントロ、A、B、サビ、エンディングと展開しているところがアレンジの勉強として最適です。

MIDIファイルとオーディオファイルを使って打ち込みの練習ができる

この本にはサンプル曲の2ミックスだけではなくMIDIファイルと各トラックのオーディオファイルが付いています。

なので、MIDIファイルから楽譜を作りオーディオファイルと聴き比べながら打ち込みをするなんて進め方もできます。


▲印刷したパート譜10曲分

数えるのも嫌になるくらいの量です。全部で200枚くらいでしょうか?^^;

この本の2つの弱点

とてつもなく凄い本ですが残念なところが2点だけあります。

1.オーディオファイル名とMIDIファイル名が一致していない

1曲に付き30トラックほどのトラック数があります。
しかし、MIDIトラックは25トラックしかなかったりします。

これはギターやサウンドエフェクトなどMIDIトラックのないトラックがあるので当然です。

そうなると、オーディオトラックを参考にしながら自分で打ち込んでいく場合、どのオーディオトラックがどのMIDIファイルに対応しているか調べなくてはいけません。

どういったわけかこの本はMIDIファイルとオーディオトラック名が一致していないトラックがあって、どれとどれが一致しているか調べるのにとても時間がかかってしまいました。

この点が非常に残念。いや本当に^^;。

2.ギターのMIDIトラックが無い

ギターは全て生ギターで録音されているのでMIDIファイルはありません。

なのでギターを再現する場合は自分で耳コピをする必要があります。

ギタリストでないと分かりづらいテクニックも多いので楽譜やMIDIファイルがないのはギタリストでない人には辛いですよね。

でも個別のオーディオファイルがあるのでそれをゆっくり再生することで何とか耳コピすることができました。

おかげでギターへの苦手意識も少し薄れたので結果的には良かったかもしません(笑)。

ギターをスルーしてMIDIファイルがある分だけ打ち込みしても十分にカッコイイ曲ができます。

こんな人にお勧め

この本はDAWを使って何曲か作ったことがある人でもうワンランク上のアレンジを知りたい方にお勧めです。

DTM初心者の方がいきなりこの本に挑んでしまうとあまりのトラックの多さに圧倒されてしまうかもしれません。

こんな使い方がおすすめ

この本はこんな使い方ができます。

  • オーディオトラックをDAWに読み込んで再生して感動してみる
  • MIDIファイルに音源を読み込んで聴いてみる
  • MIDIファイルから楽譜を作って打ち込んでみる
  • 各パートごとのオーディオファイルを聴いて耳コピしてみる

など、アイディア次第でいろいろな使い方ができます。

Cubaseのプロジェクトファイルが付いていますし紙面上でもCubaseのソフトや音源を使って解説されているのでCubaseユーザーの方はより詳しく取り組めると思います。

まとめ

圧倒的なボリュームで実践にはかなり時間がかかりました。

その分ありとあらゆる面で勉強になることばかりでした。

DTMのアレンジを勉強したい方に間違いなくお勧めの1冊です!


J-POP スーパーアレンジテクニック ~プロが教えるヒット曲の仕組み~

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