「コード編曲法 ~藤巻メソッド~」実践日誌2 ボサノバ

「コード編曲法 ~藤巻メソッド~ 」実践日誌2回目です。

今回は第一章のボサノバを実践しました。

一般的な教則本の場合、「ボサノバのアレンジはピアノがこういうパターンで・・・」とおなじみの解説になりがち。
しかし、この本では「ボサノバの基本のパターンがスルド(バスドラムのような打楽器)とタンバリンから来ているのではないか」と解説があり参考になりました。

コードについて

この本に出てくるコードやテンションはかなり難しめです。

私は基本的なコード進行やテンションのことをある程度は理解しているつもりですが、それでも難しい。
なので、この本を実践するならコードやテンションについて一通り理解していないと難しそうです。

それとコードの表記が少し気になります。

例えば、Dm7(9)のコードがDm9となっていたり、G7(9)がG9と表記されています。

個人的にはG9と書かれていると「ソシレラ」に感じてしまうのでちょっとやりずらいです。

第一章でもコード進行についてザックリとした解説はありましたが、一般的な解説と言うよりも、「藤巻式」と言った解釈が多い気がしました。

第一章の終わりに、

この本の内容が難しく感じられる場合は、拙著「コード作曲法」を読んでみてください。

「コード編曲法 ~藤巻メソッド~ 」より

とあるので、コード作曲法を先に読んで藤巻メソッドを頭に入れてから、コード編曲法を実践したほうが良さそうです。


コード作曲法 ~藤巻メソッド~

参考曲について

この本には各章それぞれに参考曲が付いています。

参考曲に音源とスコアまで付いていてとてもありがたいです。

ただ、ちょっと残念なのが音源とスコアに含まれるパートが違うところです。

例えば音源にはストリングスやハープなどのパートが入っていますが、スコアにはメロディー、ピアノ、ベース、ドラム(パーカッション)しか記載されていません。

MIDIファイルには細かいパートも含まれていますが、打ち込みの練習をするにはいちいち楽譜を作らないといけないので面倒^^;。

せっかくなので細かいところも再現したかったのでちょっと残念。

とはいえ、曲はすごく良いし、スコアを打ち込むだけでも打ち込みや楽器の練習にもなるので満足です。

では、第2章の「トランス」に進みます。

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コメント

  1. 藤巻浩 より:

    こんにちは、拙著を楽しんで頂いてありがとうございます、藤巻です。
    打ち込みの練習に使って頂いているとは、たいへん嬉しいです。スコアと音源が違う点ですが、MIDI打ち込みでなくオーディオ素材を使っている部分もありまして、なかなか全パートを書き記すというのが難しい問題でして(特にボサノバは他の章よりもパートを削ぎ落してしまったもので)、、、ですが、最低限デモソングのサウンドを再現できる範囲でスコア化しておりますので、ご了承いただければと思います。じつのところ、スコアを打ち込んでいただくというよりは、MIDIデータを鳴らして遊び倒しながらスコアを眺める、という使い方を想定していました(汗)。。。

    コードネームの書き方はわりと一般的なものでして「藤巻式」というわけではありません。
    「G9と書かれていると「ソシレラ」に感じてしまう」とございますが、
    ソシレラをコードネームで表すと「Gadd9」となります。
    G9と書いた場合、9thより下位の7thも含むので、いちいちG7(9)と書く必要はありません。
    コードネームはなるべく文字数を少なく書いた方がスコアがすっきりするということもありますので、ハーフディミニッシュをBm7(♭5)と書くよりはB?と記しています。このような暗黙のルール的なことは、拙著では折に触れて解説しておりますが「コード作曲法」「コード編曲法」よりも「聴くだけシリーズ」の方が優しく詳しく丁寧に解説していると思います。

    わかりにくい部分は下記URLより、いつでもお気軽にご質問下さい。

    http://sonicmovement.web.fc2.com/contact.html

    ではでは、突然に失礼いたしました。今後ともよろしくお願い致します!!藤巻

  2. わんだー より:

    藤巻浩様
    コメントありがとうございます。
    著者様から直接コメントしていただけるとは驚きです。

    丁寧なご回答ありがとうございます。

    >最低限デモソングのサウンドを再現できる範囲でスコア化しておりますので、ご了承いただければと思います。

    オーディオ素材をスコアにしづらいことは重々承知しております^^;。
    スコアが付いている教則本は少ないので大変ありがたいです。
    スコアのパートを打ち込んだだけでもかっこいいサウンドになりました。

    >コードネームの書き方はわりと一般的なものでして「藤巻式」というわけではありません。

    本のタイトルに「藤巻メソッド」とあり、コード表記だけでなくコード進行の解釈にも少し新しいものを感じましたのでこのような表現をさせていただきました。
    機会があれば他の本も購入してみたいと思います。

    レビューと言うことで気になる点を強いて挙げておりますが、内容やボリュームなど全体としては十分すぎるくらい満足しております。