
ありがたいことにニコニコ動画のコメントで「指ドラムの始め方の動画を見たい」とリクエストをもらったのでトライしてみます。
まずはブログで書いて、反応が良ければ動画も作っていきたいと思います(笑)。
全7回を予定していて、シンプルな8ビートのパターンとフィルインをつなげるところまで行きます。
第1回は指ドラムに必要な機材から説明します。
参考までに現在私が使用している機材を貼ってあります。
指ドラムのプレイスタイルについて
と、その前に、最初におことわりを。
指ドラムはいろいろなプレイスタイルがあります。
一番メジャーなプレイスタイルはパッドに対して正面に構えるスタイルだと思いますが、私はパッドを斜めにしてプレイしています。
このスタイルはどちらかと言えば珍しいスタイルだと思います。
このスタイルはDavid”Fingers”Haynes氏のスタイルの影響を強く受けています。
と言う訳でこの指ドラムの始め方では、主に「パッドを斜めに構えてプレイするマニアックなスタイル」について話を進めていきますのでご了承ください。
では参りましょう。
必要な機材
まずは必要な機材から。
必須な機材
- MIDIパッド
- パソコン
- オーディオインターフェイス
- DAWソフト
- スピーカーorヘッドフォン
できればあったほうが良い機材
- ドラム音源
- ドラムスタンド ・ドラムイス
機材のセッティング
音が出るまでの流れはこのようになります。

MIDIパッド
次に機材について一つずつ説明していきます。
まずはMIDIパッドから。
Akai Professional USB MIDIコントローラー 16パッド 音源ソフト付属 MPD218
- Akai MPD218
- NATIVE INSTRUMENTS MASCHINE MK3
- NATIVE INSTRUMENTS MASCHINE MIKRO MK3
- PreSonus ATOM
有名なMIDIパッドはこのあたりでしょうか。
基本的にMIDIパッドには音源が入っていないので、MIDIパッドを買っただけでは音を出すことはできません。
ただし、Akai MPC LIVEを買えばスタンドアローン(PC無し)でプレイすることができます。
こちらの動画でたくさんのMIDIパッドが紹介されていますので参考になさってください。
4✕4のパッドがメジャーですが、Launchpadの8✕8のようにパッドの数や大きさもいろいろあります。
パソコン

DAW・DTM編集向けミニタワーデスクトップパソコン
Core i7搭載 Sen-M015-i7-HFT-DAComposer [Windows 8.1 Update]
パソコンはそこまで超高スペックで無くてよいと思いますが、できるだけ高スペックのほうがよいと思います。
64bitにしか対応していないDAWソフトも増えていきいるのでOSは64bitが良いと思います。
記録メディアはハードディスクよりもSSDの方が読み込みが速いので良いと思います。
オーディオインターフェイス
PreSonus オーディオインターフェイス AudioBox iTwo [Studio One Artist 付属]
DTMをやる上で必須になるオーディオインターフェイス。
DAWソフトから出た音のデジタル信号をアナログ信号に変換してアウトプットします。
普通のパソコンにもマイク端子やイヤホン端子が付いているので、一応音は出ますが、変換の速度が遅く、レイテンシー(遅延)が大きいです。
なので、指ドラムにはオーディオインターフェイスは必須になってきます。
オーディオインターフェイスも上を見ればきりがないので、とりあえず入門クラスの1万5千円くらいのもので良いと思います。
DAWソフト
PreSonus DAWソフトウェア Studio One 4 Professional 日本語版(ボックス)
DAWソフトは音楽制作に使われるソフトです。
CUBASE、Studio One、Logicなど有名なDAWソフトであればどれでもよいと思います。
オーディオインターフェイスを購入した際におまけでついてくるようなミドルクラスのDAWソフトは専用音源などプラグインを使えない場合があります。
なので、できればDAWソフトは上位版にアップグレードすると良いと思います。
スピーカーorヘッドフォン
音を聴くためにスピーカーかヘッドフォンが必要になります。
指ドラムの最大のメリットは近所迷惑にならずに練習できることなので、ヘッドフォンがおすすめです(笑)。
ドラム音源
FXpansion / エフエックスパンジョン BFD3 USB版 ドラム音源 〔国内正規品〕
DAWに付属している音源は大抵簡易的で軽い音の音源が多いです。
良い気分で練習するためにもできれば専用のドラム音源が欲しいところです。
- BFD3
- SUPERIOR DRUMMER
- EZ DRUMMER
- Addictive Drums
有名なドラム音源はこのあたりでしょうか。
サンプルを聞くなどしてお好みのドラム音源を選ぶとよいと思います。
ドラムスタンド ・ドラムイス
Pearl Roadster ドラムスローン(ショートタイプ) D-1000SN
ドラムイスとドラムスタンドはDavid”Fingers”Haynes氏のスタイルでプレイする場合にあった方が良い機材です。
入門用のイスやスタンドはプレイ中にグラグラしてしまうので、できれば入門クラスではなく上位モデルを選んだほうが良いです。
できるだけ安く始めるには
ここで紹介した機材を揃えようとすると結構な金額がかかりますよね。
そこでとりあえず安く始める方法を考えてみました。
まずMIDIパッドとオーディオインターフェイスを購入します。
MIDIパッドやオーディオインターフェイスにはドラム音源やミドルクラスのDAWソフトが付属していることが多いです。
まずはオーディオインターフェイスに付属しているDAWソフトとDAWソフトに付属している音源で指ドラムを始めます。
物足りなく感じるようになったらDAWソフトをアップグレードして、専用のドラム音源を購入すると初期投資を安く抑えることができます。
DAWソフトや音源は年に数回はセールを行っているので、セールを上手く使って少しずつ機材をアップグレードさせていくと良いと思います。
まとめ
今回は指ドラムを始めるのに必要な機材をご紹介しました。
次回はパッドの配置について解説していきます。