楽譜を手書きで素早くきれいに書くにはカリグラフィーぺンがおすすめ!

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最近では「Muse Score」のような無料で高機能な楽譜作成ソフトもあり手書きで楽譜を書く人も減ってはいますが、今でも手書きで楽譜を書く方は多いと思います。

楽譜を鉛筆で書いた時「書きづらい、見づらい」と思ったことはないでしょうか?

そこでカリグラフィーペンと言うペンを使って楽譜を書くととてもきれいにそして素早く楽譜を書くことができるのでご紹介します。

カリグラフィーペンとの出会い

まず私が「楽譜をカリグラフィーペンで書くときれいにしかも楽に書ける」と知ったきっかけから簡単に説明します。

ある日楽譜を書いているとふと思いました。

「丸を書いてグリグリグリと音符を塗りつぶす
二分休符や全休符をグリグリグリと黒く塗りつぶす」

「あ~、なんか面倒くさい。昔の人もこんな面倒な思いをして楽譜を書いていたのだろうか?」と。

それから楽譜の書き方について調べるようになりました。

試しに「バッハ 直筆 楽譜」と検索してみてください。
するとバッハの直筆の楽譜が出てきます。

それを見ると万年筆のようなペンで書かれていることがわかりました。

やはり楽譜を書くには鉛筆ではなく専用のペンの方が良いようです。

写譜ペンと言えば1000円くらいで売られているマジックのようなものをよく見かけますがペン先が太く書きづらいです。

かと言って高級な写譜ペンになると1万5千円以上して気軽に手を出せません。

さて困りました。

写譜屋さんはどのように楽譜を書いているのか?

では、楽譜を書くことを仕事にしている写譜屋さんは一体どのようなペンを使って楽譜を書いているのでしょうか?

探してみるとこのような本が見つかりました。


楽譜の書き方

写譜の入門書です。道具の選び方から、細かなルールまで、わかり易く解説。趣味で楽譜を書く方も、プロの写譜屋さんを目指す方も、まずはこの一冊から!

楽譜の書き方より

と言うことでこの本を購入してみました。

すると、写譜屋さんは万年筆やGペン、ボールペンやスタンプなどたくさんの道具を使って楽譜を書いていることがわかりました。

中でも気になったのは、道具選びのところで紹介されていた「カリグラフィーペン」と言う初めて耳にするペンです。

「カリグラフィー」とは西洋式の書体のことです。
検索していただけるとどんな文字かすぐにわかると思います。

早速カリグラフィーペンを購入してみる

カリグラフィーペンについて調べてみると価格はどれも2000円前後と比較的安価なのでいくつか購入してみました。

現在私が所有しているのはこちらの3本です。
(私の持っているシェーファーは旧タイプのため上の画像と色が異なります)


【シェーファー/SHEAFFER】 カリグラフィー カリグラフィーペン シングルF


【シェーファー/SHEAFFER】 カリグラフィー カリグラフィーペン シングルM


ロットリング カリグラフィ アートペン 1.5mm カリグラフィ用 1903645 正規輸入品

カリグラフィーペンで書いた楽譜を比較

カリグラフィーペンで楽譜を書くとこのようになります。
インクは同じシェーファーのジェットブラックを使用しています。

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ペン先の太さは、

  • シェーファーF 1mm
  • シェーファーM 1.5mm
  • ロットリング アートペン 1.5mm

となっています。

FはFine (細字) 、M はMedium (中間)、B はBold (太字)です。

ロットリングとシェーファーMのペン先は同じ太さですが、体感的にはシェーファーMの方が太く感じます。

五線紙と間(かん)の幅について

五線紙は楽譜作成ソフトで自作した五線紙を使用しています。

カリグラフィーペンで楽譜を書く場合、基本的に間(かん)の幅がペンの幅の倍だとピッタリになります。

つまりペンの幅が1mmなら間は2mmだと書きやすくなります。

こちらの五線紙の一段の幅は9mm弱、間の幅は約2mmになっています。

ただ、シェーファーF 1mmだとペンの幅が少し狭く多少グラつく感じがします。
ペン先が太い方がグラつかずに書きやすいです。

どれが良いかは一概には言えず、私はどのペンを使うか悩みながら使っています。(それも楽しいのですけどね^^)

カリグラフィーペン用に自作した五線紙はこちら

よろしければご自由にお使いください。
A4 8段白紙の五線譜はこちら

慣れてきたらご自分で書きやすい幅の楽譜を作ると良いと思います。

フリーの楽譜作成ソフト「MuseScore」公式サイトはこちら
MuseScore | Free music composition and notation software

カリグラフィーペンで楽譜を書くメリット

カリグラフィペンで楽譜を書くメリットをいくつかご紹介します。

1 二分休符と全休符を一筆で書ける

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カリグラフィーペンだと二分休符や全休符を一筆で書くことができます。

2 四分音符を2アクションで書ける

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音符の符頭(たま)を「1、2」の2アクションで書くことができます。

一つ一つの音符をグリグリと塗りつぶさなくて良いのでリズム良く楽譜を書くことができます。

3 連桁(れんこう)が見やすい

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同じ音の高さの音符を連桁(れんこう)で結ぶ場合、連桁が上か下の線と重なり非常に見やすくなります。

鉛筆だと連桁(れんこう)が線と線の間になってしまい線が増えて見づらくなります。

またペン先が太いと音符の棒の長さが多少違っていてもきれいに連桁を書くことができるので余計な神経を使わなくて済みます。

4 音符が読みやすい

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インクで書いた音符は鉛筆で書いたものよりもはるかに見やすく、音符が楽に目に入ってくることがお分かりいただけると思います。

カリグラフィーペンで楽譜を書くデメリット

カリグラフィーペンで楽譜を書く唯一のデメリットは、

間違えたら消せない

ところです。

これだけが唯一の弱点と言えます。

「インク消し」と言う商品もありますが、ブルーブラックと言う青いインクなら消すことができますが黒のインクは消せないようです。

ガンジー(ガンヂー)インキ消【万年筆用】 IR-700

間違えてしまった場合は修正テープで消すか間違えた段の上に新しい五線紙を切って貼り付けるかすると良いと思います。

新しいカリグラフィーペン


パイロット 万年筆 プレラ カリグラフィ FPRN-350R-TBCM 透明ブラック
価格: ¥ 2,550

LAMY ラミー カリグラフィーペン 万年筆 ジョイ レッドクリップ/ブラック 筆記幅サイズ:1.1mm L15-1.1MM 「並行輸入商品」
価格: ¥ 2,200

最近ではパイロットやLAMYからも手頃な価格のカリグラフィーペンが販売されています。

パイロットのペンはコンバーター付きでお得感があります。

コンバーターについて

このようなペンは通常カートリッジを使うのですが頻繁に楽譜を書く方はインクを沢山消費するのでカートリッジ代がかさんでしまいます。

そんな時は「コンバーター」と言われるインクを吸い上げる機械と補充用のインクを購入しておくと長持ちするのでコスパがよいです。


シェーファー コンバーター 86700 正規輸入品


シェーファー ボトルインク 94231 ジェットブラック 50ml 正規輸入品

インクはどのメーカーでも使えます。コンバーターはメーカーによって異なります。

まとめ

カリグラフィーペンで楽譜を書くと「カリグラフィーペンだと楽譜が書きやすいというよりも、そもそも楽譜はカリグラフィーペンのようなペンで書くために作られたものだ!」と実感できると思います。

ペンによって書き心地も違うし五線紙の幅によっても変わってくるのでお気に入りのでペン探しは大変です。

けど、楽譜をきれいにかけた時の喜びには代えられませんよね。

ぜひお気に入りのペンを探してみてください。

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